高校生が珠洲を体験

8月20日

金沢辰巳丘高校の生徒さん32名が自然学校を訪れ、珠洲の里山里海を体験していきました。辰巳丘高校は石川県の「人間としての在り方生き方を考える教育」の実践研究校に選出され、自然の中で学び今後の生き方を考えるをテーマに、夏休みに能登で実習することになったそうです。

自然学校では私から地球環境問題、生態系や生物多様性について、そして能登の里山の現状について講義を行いました。里山という言葉も初めて聞いた彼らにとって、どれほど実感を持って聞いてもらえたか?やや不安になってしまいましたが、その後のアンケートには、里山の定義や保全の意義など良く理解してもらえたようで、安心しました。

お昼ご飯は、自然学校の食堂「へんざいもん」で地域の食材を使った美味しい料理を堪能してもらいました。地元のお母さん方が作ってくれた伝統料理の味に、とまどう子もいたようですが、多くの生徒が感動していました。