スキー教室

1月25,26日

みさき小学校5,6年生のスキー合宿に同行しました.
能登にはスキー場がないので,白山市までバスで行かなければなりません.
今回は,1泊2日の日程で,初日は 一里野温泉スキー場 ,二日目は瀬女高原スキー場でスキーを体験しました.

当日は,雪が降っていましたが,吹雪くこともなく,気温も寒すぎず,雪質もまずまずのコンディションでした.
スキーは4,5年ぶりでしたが,体が覚えていて,結構滑ることが出来ました.子供達も滅多に出来ないスキーを楽しんでいました.

今回は,珠洲の子供達が普段見ることの無い奥山の動物たちについて,雪に残った足跡を見ながら勉強しようということで,
「冬の里山の動物たち 〜雪に残った足跡から〜」というお話をさせていただきました.
雪に残った足跡の形で,どんな動物かわかるんだよ,という話から,白山には,ツキノワグマ,ニホンカモシカ,ニホンザルなど,能登では見られない動物たちがたくさんいること,クマ,サル,イノシシが里山にたくさん増えてきて,田畑を荒らしたり,人を傷つけたりしていること.その原因はたくさんあるのだけど,人間と動物の関係,里山のバランスが崩れて大きな問題になっているということを話しました.
子供達は,スキーで疲れていたと思いますが,最後までだれひとり眠らず話を聞いてくれました.