キリコ祭りを,知る!祭りフォーラム開催!!

11/17(土)第一回すず再発見フォーラムが開催されました。タイトルは「キリコ祭りを、知る」。
市内外から100人余りの方々が来校。
泉谷市長の挨拶に続き、西山郷史先生の基調講演では「幼いときからキリコ祭りは子供の心に刷り込まれているもので、肩車をされるとデンコデンと言う、そして七夕の子供キリコ、長じて祭りに参加、前日の準備から翌日のあとかたづけまで。そうすることによりキリコの歴史と文化が伝承されていくのではないか。」
その後、パネリストの宮司さんのお話しで印象に残ったのは笛の音でした。地域よって少しずつ違い、いろんな音色があること。キリコが宮へ向かう時と入宮が終わり帰るときの音色は違うということ。「以前は各地区に太鼓山(曳山)もあったが、最近は人手不足で出すところが少なくなっている。語り伝えていくべき大切なモノ、コトだと思います。」笛の音の話は目から鱗でした。
そして、同じく大工さんのキリコを造るにあたっての苦労は、まずキリコに適した木を探すところから始まり、大きい木、節のない木、曲がっていない木、製材の大変さをお話してくださいました。
ヨバレ料理についてもお話があり、以前は全て家でつくり、一の膳、二の膳、三の膳までつくられていたこと、最近は仕出し料理が多くなってきたようだが伝統料理として子や孫に伝えていきたいと話されました。会場からも昆布巻きの由来のお話がでたり、ご膳にはコブタというものもついていたのではなかったか、と言う話も出たり、とても盛り上がりました。
再発見、再確認、再・・・etc. 会場の方々も時々、フンフン、ウムウム。
コーディネーターの美作羽衣さん、ありがとうございました。そして、お疲れ様でした。